「雪」情報と「ゆき旅」の記録
定番!エントリー
すべてのカテゴリー
滑走レポート&旅行記
北海道スキー場&ツアー情報
スキー・ボード関連ニュース
’05.3 雫石スキー場 滑走レポート① 《ダウンヒル編》
Posted Date 05.12.12 Author hiro@FineSnow

 雫石スキー場は1993年にアルペンスキー世界選手権が行なわれたほどで、その規模からも安比高原スキー場と並んで、北東北エリアを代表するスキー場といえるでしょう。特にメンズ、レディース両ダウンヒルコースは雫石の看板であり、4,500m超のロングクルーズを堪能できます。

このレポートではスキー場までの様子と2つのダウンヒルコースについてレポートさせていただきます。

今年は西武グループの再建の一環として、雫石スキー場も売却候補に挙がっていました。この後のレポートでもお分かり頂けるかと思いますが、前出の2本のダウンヒルコースやバランスの取れたコースを有する素晴らしいスキー場ですので、今後も是非営業を継続していただきたいと思います。

 さて、今回は3/20-3/21の2日間での旅行となりました。2日間の予定でしたので、上越や白馬方面も考えましたが、3連休ということで混雑が予想されましたので、それなりの規模で空いているスキー場ということで、雫石スキー場にしました。

 雫石スキー場に行くツアーには新幹線飛行機がありますが、断然新幹線をお勧めいたします。東北新幹線で盛岡まで行き、盛岡駅からスキーバス(路線バス)を利用するのが最短時間のアクセスだと思います。伊丹、中部国際、福岡の各空港を利用できる場合は、花巻空港からスキーバスの方が圧倒的に早いでしょう

05.03雫石、車窓から
05.3.20、新幹線の車窓から。雫石スキー場が見える

今回の場合は東京駅7:00頃の「はやて1号」で出発して、9:20頃に盛岡駅到着。9:40発の雫石スキー場行のスキーバスに乗り、10:30頃到着しました。移動時間は約3時間30分です。これは安比高原の場合も同じで、猪苗代エリアにJRで行く場合と、時間的な差は1時間位だと思います。

【スキーバス時刻表 岩手県交通公式WEB】

05.03雫石、バスの案内
05.3.20、盛岡駅からのバスの案内。雫石は西口の4番

05.03雫石、バス停
05.3.20、盛岡駅西口のバス停はこんな感じ

宿泊先は前回失敗しているので(詳しくは’02.2のレポートをご覧下さい)、今回はゲレンデ隣接のプリンスホテル。3連休ということで、さすがに混んでいました。チェックインと事前に送った荷物の受け取りに時間がかかりました。また、閑散期でしたらすぐに客室が利用できることが多いですが、この日はさすがにムリでホテルの更衣室を利用して、準備をすることに。

ところが、この更衣室、非常に狭く、しかも順番待ちになってしまいました。そんなに待ったわけではありませんが、急ぎたい方はトイレで着替えるほうがいいかもしれません。いずれにしても、気持ちのいいものではありませんが…。

 気を取り直してゲレンデに。雫石スキー場はおおまかに3つのエリアに分けられます。ホテル前のナイターエリア、ベースからロープウェイで上がったエリア、2本のゴンドラを利用するダウンヒルエリア、となると思います。

殆どの方は先ずベースからロープウェイで上がります。このロープウェイは930mと短いので、あくまでも移動用ということになるかと思います。

05.03雫石、ロープウェイ
05.3.21、山麓駅スキーセンター

ロープウェイのりばはスキーセンターとなっていて、軽食コーナー売店があります。軽食コーナーには自称名物のあねっこラーメンがありますが、食べたことが無いので、どなたかコメントにでもレポートしてくださると嬉しいです。

05.03雫石、ロープウェイ
05.3.21、センター内。軽食コーナー。あねっこラーメン食べてみたいかも…

05.03雫石、ロープウェイ
05.3.21、センター内。売店

ロープウェイは正確な時間は覚えていませんが、そんなに待つことなく発車しました。それなりの本数があったと思います。

05.03雫石、ロープウェイ
05.3.21、101人乗りロープウェイ

05.03雫石、ロープウェイ
05.3.20、ロープウェイ降車口

ロープウェイを降りるとメインとなるエリアです。降りたところは台地になって、西武系のスキー場でおなじみのレストランアリエスカがあります。ここから少し離れたダウンヒル第1ロマンスリフト乗り場付近に白樺ヒュッテからまつ小屋があります。

05.3雫石、アリエスカ
05.3.20、おなじみのアリエスカ

他にもゲレンデには、先ほどの軽食コーナー、プリンスホテル内のプリンスルーム、プリンスホテルの前のクラブハウス内(冬季以外はゴルフ場のクラブハウスとなっているようです)のななかまど、第1・2ゴンドラ内の獅子シュプールと沢山のレストランがあります。

 今回は3月下旬ということで、雪質は期待していませんでしたが、上部は2日間ともまずまずでした。

05.3雫石、アリエスカの前の雪
05.3.20、アリエスカの前の雪。時間は正午過ぎ

ここから初級ロマンスリフトを経由して散らばっていくことになりますが、ダウンヒルエリアへはベースから第1ゴンドラまで連絡バスで移動することも出来ます

05.3雫石、初級ロマンスリフト
05.3.20、初級ロマンスリフト

このリフトは移動に利用する人と初級ゲレンデを滑る人で結構混雑していますが、それでもこんな感じです。ちなみに広くてレッスンにちょうどいい初級ゲレンデは、修学旅行でよく使われています

いよいよコースに出ます。先ずは前回は滑らなかったメンズ、レディースの両ダウンヒルから滑ることにしました。理由は両コースともに全長5000m、4500mと東北きってのロングコースですので、元気なうちに…。

初級ロマンスを降りて、連絡ロマンスを経て第1高速ロマンスコースを降りてダウンヒルエリアのベースへ移動。第1高速ロマンスコースの辺りからは雪質が一転、ザラメとなりました。

では、レディースダウンヒルへ。第2ゴンドラは原則として土日祝しか営業していないので、滑りたい方はお忘れなく。ちなみに前回来た時はスキーの大会が行なわれていました。

05.3雫石、第2ゴンドラ
05.3.20、第2ゴンドラ、土日祝しか営業していない

レディースダウンヒルコースはその名の通り、’93アルペン世界選手権で女子滑降の行なわれたコースで、スキー場で公表しているデータでは最大斜度36度、平均斜度14度で全長4,500mとなっています。標高差800mの一枚バーンでコース幅も十分。滑り応え満天です。

05.3雫石、レディースダウンヒル
05.3.20、レディースダウンヒル① スタート直後。あまり広くない

05.3雫石、レディースダウンヒル
05.3.20、レディースダウンヒル② スタート直後、ゴンドラを振り返る

05.3雫石、レディースダウンヒル
05.3.20、レディースダウンヒル③ 比較的斜度の安定している中間部

05.3雫石、レディースダウンヒル
05.3.20、レディースダウンヒル④ 中間部からを見上げる

レディースダウンヒルコースは写真⑤のように斜度がきつい部分もありますが、コース幅があるので回り込むようなコース取りによって多少回避できます

05.3雫石、レディースダウンヒル
05.3.20、レディースダウンヒル⑤ 少し斜度がきつい部分

レディースダウンヒル後半は写真⑥のように斜度変化を何度か繰り返します

05.3雫石、レディースダウンヒル
05.3.20、レディースダウンヒル⑥ 後半は斜度変化が結構ある

レディースダウンヒル下の写真に見える緩斜面までくれば「完滑」です。長い急斜面はないので、初級者でも頑張って滑ることが出来るかもしれません。自信がついたら挑戦してみてはいかがでしょうか?

05.3雫石、レディースダウンヒル
05.3.20、レディースダウンヒル⑦ 中間部からを見上げる

さて、次はメンズダウンヒルコースです。このコースは最大斜度32度、平均斜度12度でコース全長5,000mとなっています。最大も平均もレディースの方が上です。しかし、コース中盤の緩斜面「きつねいばり」以降、弁慶コースと義経コースに分かれ、どちらに行っても初級者にはきびしい部分が登場します。

メンズダウンヒルは第1ゴンドラを利用しますが、山頂駅を降りるとまだ先にコースがあります。現在はアクセスするリフトとともにクローズとなっています。

05.3雫石、第1ゴンドラ
05.3.20、第1ゴンドラにあったコース状況

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.20、メンズダウンヒル① ゴンドラ山頂駅から見上げる。ハイクアップする人が…

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.20、メンズダウンヒル② レディースDHトップ。奥には網張と復活した岩手高原

メンズダウンヒル上部はややきつめの中斜面ですが気持ちよく滑れます。2日目は天気が良かったのですが、風が強く雪は固めでした。上部は尾根沿いのため、風の影響を受けやすく、ハイシーズンもこういったことがあるかもしれません。また、幅もそれほど広くないので、スピードコントロールが必要です。

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.20、メンズダウンヒル③ 人気コースの為、若干人が多い

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.20、メンズダウンヒル④ 上部はあまり広くない

中間部からは徐々に斜度が緩くなりコース幅も広がります。「きつねいばり」と呼ばれているところまでは、初級者の方の快適に滑れるのではないかと思います。

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.20、メンズダウンヒル⑤ 中間部を見る。まだまだ先は長い

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.20、メンズダウンヒル⑥ きつねいばり

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.20、メンズダウンヒル⑦ きつねいばりを下から

「きつねいばり」を過ぎると、弁慶コースと義経コースに分かれますが、どちらもメンズダウンヒルコースでは難しいエリアです。

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.20、メンズダウンヒル⑧ 右が弁慶コース、左が義経コース

まずは左の義経コース。弁慶コースはさらに2コースに分岐します。どちらに行っても急斜面となります。

05雫石、メンズダウンヒル
05.3.20、メンズダウンヒル⑨ 義経コース手前の急斜面

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.20、メンズダウンヒル⑩ 義経コース奥の斜面。気持ち緩いかな?

今度は右の弁慶コース。前半は「きつねいばり」がそのまま続くので、見通しもよく、ゆっくり滑れそうですが、この後コース幅がグンと狭まり斜度も義経ほどではないものの、きつくなります。オマケにリフト脇で目立ちますので、プレッシャーもかかるかもしれません。

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.21、メンズダウンヒル⑪ 弁慶コース上部。楽チンだ

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.21、メンズダウンヒル⑫ 弁慶コース上部

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.21、メンズダウンヒル⑬ 弁慶コース下部。幅が狭く斜度もきつい

05.3雫石、メンズダウンヒル
05.3.20、メンズダウンヒル⑭ 弁慶コースを第1高速リフト乗り場から見上げる

どちらのダウンヒルコースもゴンドラでガンガン滑るには相当な体力が必要だと思います。しかし、滑走中の爽快感滑り終わった後の達成感などは中上級者にはたまらないと思います。東京から新幹線とバスで3時間半です。機会があったら、是非行ってほしいスキー場です。

それでは、「’05.3 雫石スキー場 滑走レポート① 《ダウンヒル編》」はこれで終了です。後日、その他のエリアについてレポートさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。


カテゴリー 雫石 Comments Trackbacks (0)
Trackback URL
  • http://finesnow.com/2005/12/12/1046/trackback/
Comments
  • 「感動創造」 >>

    始めまして。

    ついコメントさせていただきました。

    1993ワールドカップ見に行きました。

    懐かしいです。

    date 05/12/13 06:12
  • 「感動創造」 >>

    すいません

    W杯ではなく、世界選手権でしたね

    date 05/12/13 06:12
Comment From
Name

e-mail (任意)
*非公開
URL


*初回のみ、管理者が承認するまでコメントは公開されません。予め、ご了承下さいませ。
icon